指定区分
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市指定文化財(書跡)
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指定年月日
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昭和51年6月28日
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所在地
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中舘地内
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管理者
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観音寺
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時代・時期
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江戸時代
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大きさ
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縦34.0cm 横49.0cm
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員数
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1
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鳥の子金らん地どんす、横長の軸物。仙台藩第5代藩主伊達吉村自筆の詠歌です。元文元年(1736)5月13日、江戸より仙台への帰途、祖先の廟に詣で詠んだものを観音寺に寄進しました。
「元文元年5月13日江府より国にくたりける序久しくねかひ侍りける常陸国中舘之観音寺にまうてて延命院殿之廟所にまいりぬそのかみのてらもおもひ出られて念珠之うちにかくなむ
左近中将吉村 今は世にしる人さへもなきあとのこけのしたとふ袖そつゆけきここにきてとふやうれしき草のはら身はうつもるる苔のしたにもよみをけることはの玉をひかりにて世にとどめぬる名こそくもらね」 |