指定区分 市指定文化財(彫刻) 指定年月日 平成元年11月1日 所在地 知行地内 管理者 日英寺 時代・時期 江戸時代 大きさ 像高32センチメートル 員数 1躯 一木造り、全体は古色で、瞼を刳って玉眼とする。 鬼子母神の像容の多くは、天女形に造られるのを常とするが、本像は鬼神形で、右手に吉祥果(きっしょうか)(桃)の枝をとり、左手で唐子風の童子を引いています。忿怒(ふんぬ)相の面貌(めんぼう)、奔放(ほんぽう)な衣の表現など、近世欄間(らんま)彫刻に見られるような系統の作で、制作年代は江戸時代中頃と思われます。