五鈷杵は、インドの武器であった金剛(ヴジャラ)が密教にとり入れられたもので、煩悩を破り、本来の仏法を顕現するための智徳を標識にする修法の法具です。
把部は大きな鬼目(きもく)をもつが、脇鈷(わきこ)がすぼまり、脇鈷先端が中鈷に鋳着いている点などからして年代の下るところで、鎌倉時代末ころの品と思われます。 |
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銅 五鈷杵(ごこしょ)
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- 【ID】P-358
- 【更新日】2010年1月21日
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五鈷杵は、インドの武器であった金剛(ヴジャラ)が密教にとり入れられたもので、煩悩を破り、本来の仏法を顕現するための智徳を標識にする修法の法具です。
把部は大きな鬼目(きもく)をもつが、脇鈷(わきこ)がすぼまり、脇鈷先端が中鈷に鋳着いている点などからして年代の下るところで、鎌倉時代末ころの品と思われます。 |
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