茅屋山水蒔絵硯箱(ぼうおくさんすいまきえすずりばこ)

指定区分
市指定文化財(工芸品)
指定年月日
昭和59年3月19日
所在地
黒子地内
管理者
千妙寺
時代・時期
江戸時代
大きさ
縦23.3cm、横21.8cm

やや長方形、被蓋造の箱で、内に水滴(欠失)と長方硯をはめた硯台付敷板と、左右に大小の懸子を納めています。
蓋表は、高蒔絵及び切金を交えて茅屋山水の風景を、蓋裏に高蒔絵で秋草に岩と流水を描いています。
室町時代以来の伝統様式を守った江戸初期の精緻な作例です。

茅屋山水蒔絵硯箱

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  • 【ID】P-360
  • 【更新日】2010年1月21日
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