青銅製の聖観世音菩薩立像で、元禄16年(1703)から享保17年(1732)の30年間、下館2万5,000石の藩主であった黒田豊前守直邦(直重)が、宝永3年(1706)、天下泰平と国家富饒を祈願して奉納した仏像で、通称百観音と呼ばれています。この観音のほか約30センチメートルの小観音を99体つくり、領内の寺院に安置し祈願しましたが、明治の廃仏毀釈のときに散逸しました。
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青銅聖観世音菩薩立像(せいどうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
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- 【更新日】2010年1月21日
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