指定区分
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県指定文化財(史跡)
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指定年月日
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昭和8年7月4日
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所在地
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船玉地内
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管理者
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筑西市
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時代・時期
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古墳時代末期
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大きさ
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一辺約35m、高さ約4mの方墳
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員数
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1基
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鬼怒川の左岸の河岸段丘上に立地し、一辺約35m、高さ約4mの方墳で横穴式石室があります。
横穴式石室は、羨道(せんどう)部、前室(ぜんしつ)、玄室(げんしつ)からなり、羨道部から玄室までの全長は約11.5mです。石材は、雲母片岩の板石で、県下でも最大規模の巨石が用いられています。
当古墳は、古くから石室が開口しており、また、玄室の奥壁と西壁とに壁画が描かれていることから、明治時代には鳥居龍蔵らによって調査・報告もなされています。赤や白の顔料でもって、靱(ゆぎ)と思われる武具や円文、舟などが描かれていたといわれていますが、永い間の開口とともに、その内容は不明となってしまいました。