指定区分
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県指定文化財(工芸品)
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指定年月日
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昭和37年10月24日
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所在地
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中舘地内
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管理者
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観音寺
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時代・時期
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江戸時代
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大きさ
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縦38センチメートル、横21センチメートル、高さ15センチメートル
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員数
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1
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木造漆塗(外:黒漆、内:朱漆)の螺鈿細工で、上下二段に作られ上段は硯箱、下段は文箱であり、箱の四面に四季の風物、上面に唐風の宮殿と人物が配されています。硯は長さ20センチメートル、幅7センチメートル長楕円形で海が両端に配され、水差は金色の蝶(ちょう)をかたどっています。
明和7年(1770)5月13日、仙台藩7代藩主伊達重村が江戸からの帰途、祖先ゆかりの地である観音寺に詣で寄進したものです。