この板碑は、定林寺檀中の羽田家が昭和38年に寄進したもので鎌倉時代のものです。緑泥片岩の板石塔婆で頭部を欠失していますが、天蓋の下に主尊である金剛界大日如来(バン)を、さらに両脇侍(りょうきょうじ)に阿弥陀如来(キリーク)と釈迦如来(バク)の梵字(ぼんじ)が蓮台とともに刻まれています。 令和6年度に洗浄・修繕などの補修作業を実施、令和7年度には補修後の板碑を永く保存するため覆屋の設置を行いました。
定林寺は、下館城主の水谷家初代勝氏が市内稲野辺に在ったものを再建し菩提所としましたが、勝氏が亡くなったときに下館城内に移し、その後第8代勝隆のときに城内より岡芹に移して今日に至っています。 |
