男性と女性が、家庭で地域で職場で学校でそれぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためには、私たち一人ひとりの取り組みが必要です。
私たちのまわりの男女のパートナーシップについて、この機会に考えてみましょう。
誰でも、どこでも、自分らしく
内閣府において、男女ともに自らの個性と能力を最大限に発揮できる社会を実現していくためのキャッチフレーズを募集して選ばれたのが、この令和7年度「男女共同参画週間」キャッチフレーズです。
ジェンダー・バイアス
アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)とは、日本語で「無意識の思い込み」「無意識バイアス」などと表現され、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方のゆがみや偏り」をいいます。自分自身では意識しづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の偏見」とも呼ばれます。アンコンシャス・バイアスは誰にでもあり、過去の経験や知識から自然に培われるものです。しかし、その無意識の言動が、時によって相手を傷つけたり、自分自身の可能性を狭めてしまうことなどがあります。
中でも、人や社会が無意識のうちに性差や男女の役割ついて固定的な思い込みや偏見を持つことを「ジェンダー・バイアス」と言います。
自分の中のジェンダー・バイアスを知り、私たち一人ひとりが個性と能力を発揮できる、いきいきと輝く社会をつくりましょう。
「親の介護は女性がするべきだ」「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」
このような考え方をどう思いますか?内閣府男女共同参画局では、性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消等に向けた普及啓発用動画を作成しています。下のリンクから、ご自身の「無意識の思い込み」を確認してみてください。
内閣府男女共同参画局「アンコンシャス・バイアスの解消等に向けた普及啓発用動画HP」
筑西市のとりくみ
● 中央図書館・明野図書館では、男女共同参画関連図書の展示・貸出を行っています
6月30日まで図書館で男女共同参画に関する図書の展示コーナーを設けています。様々な図書や資料が集まっていますので、この機会にぜひご利用ください。
また、アルテリオ2階の市民協働課にも男女共同参画図書コーナーがあり、通年(9時〜5時)、自由にご覧いただけます。貸出も行っておりますので、一度お立ち寄りください。
● 2025オンラインパネル展
男女共同参画社会って何でしょう?可能性を信じ、それぞれの個性と多様性を尊重し、前向きに生きがいを感じられる社会を実現していくためには?
男女共同参画週間のこの時期に、男女のパートナーシップについて考えてみませんか。
↑こちらからどうぞ[PDF形式/1.155KB]
● 女と男すてきにパートナー
筑西市では、男女共同参画社会の実現のために性別や世代にかかわりいなく取り組みを進めていく上で、広く市民のみなさんに親しみを持っていただけるよう、「女と男すてきにパートナー」を目標像として設定しています。
また、男女共同参画社会の実現のため、以下の4つを基本目標に定め、施策を推進していくこととしています。
1 男女の人権の尊重
2 暴力の根絶をめざす環境の整備
3 あらゆる分野に対等に参画するための環境の整備
4 多様な働き方を可能にする環境の整備