6月28日(土)に協和コミュニティセンターで防災訓練を実施し、住民118名、企業・関係機関 約30名、職員65名が参加しました。
訓練目的と想定
協和地区の一部(観音川周辺)が新たに洪水浸水想定区域に指定され、小栗地区の一部は土砂災害特別警戒区域及び土砂災害警戒区域に指定されているため、住民に対する迅速・的確な避難行動の普及啓発や避難所体験などを実施し、地域の防災意識の向上を図ることを目的に訓練を実施しました。
今回は、台風に伴う大雨により河川が増水し、水害の危険性が高まっているため、洪水浸水想定区域に居住する住民に避難発令を行い地域住民は避難所まで避難を開始する想定で行いました。
訓練種目
避難所までの住民避難訓練
自身の避難要領の問題点などを確認しながら協和コミュニティセンターまで実際に避難し、避難所に到着後、受付や問診を行いました。
《避難所受付》
《 福祉避難所受付》
《健康相談係 問診》
避難所の設営
パーテーションやエアベッドなどの設営を行い、避難所の様子を体験・確認しました。
《パーテーション・段ボールベッド》
《パーテーション・エアベッド》
女性等への配慮
女性専用の更衣室や母子部屋を設け、防犯ブザーの設置や性被害防止ポスターを掲示しました。
《母子部屋への案内》
《女性用トイレに防犯ブザーを設置》
《性被害防止ポスターの掲示》
ポスター提供:内閣府男女共同参画局
防災講習会
NHK水戸放送局の蓑輪 史織キャスターに「命を守る呼びかけ」についてお話いただきました。
体験・展示ブース
協定締結企業や関係機関にご協力をいただき、体験・展示ブースを展開しました。
《下館河川事務所》
《三協フロンテア(株)》
《東京電力パワーグリット(株)》
《筑西消防署》
《筑西警察署》
《NHK水戸放送局》
《女性消防団》
近年は水害や地震など大規模な災害が頻発化・激甚化しており、命を守るために逃げ遅れることなく安全な場所へ早急に避難することが重要です。訓練を通して、防災に関する意識を高める機会となりました。