|
|||||||||||||||
内宮・外宮の両本殿は、伊勢神宮と同じ内宮に天照大神(あまてらすおおみかみ)、外宮に豊受大神(とようけのおおみかみ)を祀り、社殿の建築様式も忠実に両宮を踏襲して現在に至っています。 神社の鎮座する小栗の地は、常陸国にあっては平安時代 後期の寛治・康和年間(1087~1104)には伊勢神宮内宮領 となり、小栗保(御厨)として成立しました。この保(御厨) を管理したのが、桓武平氏流常陸平氏の小栗氏です。 本殿は、応永年間(1394~1427)に火災により焼失したが、延宝7年(1679)10月には再建されました。御遷殿は「遷宮;うつしのみや」とも呼ばれ、神社の神事に重要な役目を担って きました。建築年代の判る三間社神明造の建物としてはわが国でも最古の部類に属し、また、内宮・外宮の両本殿2棟を並立させるなど独自で最古の形式をとるなど、全国の伊勢神宮御厨に勧請された神明社の近世における社殿構成を伝えるものとして貴重です。さらに、内宮御門と外宮御門も附指定となっています。 |
内外大神宮 内宮本殿 外宮本殿 御遷殿
このページの内容に関するお問い合わせ先
- 【ID】P-750
- 【更新日】2010年3月29日
- 【アクセス数】
- 印刷する