この土器は、昭和14年から3年間、医学博士田中國男により女方遺跡の発掘調査が行なわれ出土しました。弥生時代中期のもので目、鼻、口、顎を粘土紐によって立体的に表現し、目と口の周囲には沈線による隈取りがみられます。また隈取りの一部には、赤色顔料も認められ、弥生人の入墨を想起させます。内部には管玉3個が副葬されていました。 |
人面付壺形土器(じんめんつきつぼがたどき)
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- 【ID】P-408
- 【更新日】2010年1月21日
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この土器は、昭和14年から3年間、医学博士田中國男により女方遺跡の発掘調査が行なわれ出土しました。弥生時代中期のもので目、鼻、口、顎を粘土紐によって立体的に表現し、目と口の周囲には沈線による隈取りがみられます。また隈取りの一部には、赤色顔料も認められ、弥生人の入墨を想起させます。内部には管玉3個が副葬されていました。 |