大地の恵みと人の手の温もりが実るところ。
広大な平野と水に恵まれた筑西は、新鮮味覚の宝庫です。
常陸秋そば
夏には白い花が咲き、秋に収穫を迎えます。
筑西のそばは、生産量だけでなく、香り・風味・甘味も良いのが特徴です。
市内の直売所では、地粉を使ったそば粉・生そばの販売を行っているほか、ひきたて、打ちたてのそばを味わうことができる店舗もあります。
こだますいか
大玉のすいかの小さいものではなく、品種改良により生まれました。冷蔵庫に収まるサイズで皮が薄く、12~14度の高い糖度とシャリシャリとした食感が魅力です。協和地区は国内でも有数の産地として、県の銘柄産地指定、市のブランド認証を受けています。
出荷は毎年3月上旬からはじまり、5~6月にピークを迎えます。平成30年度には、JA北つくばこだま西瓜部会が日本農業賞特別賞を受賞しました。
梨
筑西市は、江戸時代から続く赤梨の大生産地です。
県の銘柄産地にも指定され、みずみずしい果肉とさわやかな甘みが特徴で、市のブランド認証を受けています。
夏の「幸水」からスタートし、秋の「豊水」「あきづき」「新高」と、8~10月頃まで品種が変わりながら出荷が続きます。JA部会等では、茨城県オリジナル品種「恵水」の生産に取り組んだり、新しい栽培技術を取り入れるなどしています。
イチゴ
毎年12月頃から出荷が始まり、5月頃まで長く楽しむことができます。県内でも上位の農業産出額を誇り、市場では品質の高さが評価されています。令和2年1月には、市内4団体が市のブランド認証を受けました。栽培品種は「とちおとめ」が主流ですが、茨城県オリジナル品種「いばらキッス」も生産されています。道の駅グランテラス筑西では、併設のハウスでいちご狩りを楽しむことができます。
米
筑波山の裾野に広がる広々とした平野に位置し、一級河川が流れる筑西市は、県内でも有数の米処として知られています。
コシヒカリを中心に栽培され、その生産・出荷高は県内トップクラスです。米を利用した醸造酒、味噌、醤油などの加工品を扱う店も多く、根強い人気を呼んでいます。
きゅうり
形も歯ごたえもよく、関東では貴重な産地として市場評価が高いきゅうりです。特に冬から春にかけて収穫されるものは、県の銘柄産地指定を受けており、幅広い料理や加工品に使われています。
トマト
筑西市で栽培されている品種「桃太郎」は、特に大玉で糖度が高いトマトです。
また、「KEK」(協和施設園芸協同組合)が生産しているスーパーフルーツトマトは、約9度の高糖度を130g以上の大玉で実現。トマト本来のコクのある味わいと、ゼリー量の少ないシャキッとした感触が特徴です。
にら
1月~12月とほぼ一年を通じて収穫できます。筑西市で採れるにらは、肉厚で鮮やかな緑が特徴です。美味しさにも栄養価にも優れ、さまざまな料理で個性的な役割を果たします。
銘柄産地指定とは
高品質な農産物を生産し、その信頼性・安全性が市場で高く評価されている産地が受けられる認証制度です。茨城県が独自に設定しており、生産者・出荷組織・市町村・関係機関が連携して産地の発展に取り組むことを奨励しています。
【主な農産物直売所】
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