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雷神社文永十一年銘板碑 附雷神社伝来板碑(らいじんじゃぶんえいじゅういちねんめいいたび つけたりらいじんじゃでんらいいたび)
指定区分 |
市指定文化財(考古資料) |
指定年月日 |
令和4年4月22日 |
所在地 |
樋口地内 |
管理者 |
樋口雷神社 |
時代・時期 |
鎌倉時代 |
員数 |
2基 |
左:雷神社文永十一年銘板碑
この板碑は、高さ35.0cm、幅19.0cm、厚さ2.0cmを測り、秩父青石(ちちぶあおいし)とも呼ばれる緑泥片岩(秩父地方で産出される青みがかった石)で作られる武蔵型(むさしがた)板碑で、下半が欠失した状態です。
主尊(しゅそん)を表す種子(しゅじ)は、梵字(ぼんじ)のバン(大日如来を表す梵字)で、蓮華座(れんげざ)の下には、紀年銘(きねんめい)「文永十一年」と刻まれており、西暦1274年造立であることが分かります。市内で確認され、年号が読み取れる板碑としては、最も古い板碑となっています。
右:附雷神社伝来板碑
この板碑は、高さ48.0cm、幅19.6cm、厚さ2.9cmを測り、緑泥片岩で作られる武蔵型板碑で、後世の機械研磨痕により、主尊、紀年銘等の情報は一切不明となっています。
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