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勤行川で鮭の稚魚放流会が行われました(2019.2.9)

平成31年2月9日(土)、勤行緑地公園内において、しもだて紫水ロータリークラブ(会長 中村兵左衛門氏)主催による鮭の稚魚放流会が行われました。

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13回目となる今年の稚魚放流会。雪が舞う、あいにくのお天気でしたが、たくさんの方々が参加してくださいました。

「毎年参加しているので、今年も頑張って来ました」という方が多く、しもだて紫水ロータリークラブの皆様の長年の取り組みが定着していることを感じました。

 

 

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河川コーディネーターの増渕氏が、鮭の生態について説明してくださいました。

人間にとって寒さは体にこたえるものですが、鮭の稚魚にとって寒さ(冷たい水温)は良い環境なのだそうです。きっと元気に川を下っていくことでしょう。

稚魚はこれからオホーツク海、ベーリング海を回遊し、およそ4年の歳月をかけて生まれ故郷に帰ってきます。この習性を「母川回帰(ぼせんかいき)」といいます。

 

 

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 今年は約2万匹の鮭の稚魚が用意されました。

子どもたちは「いってらっしゃい」「帰ってくるのを待っているよ」などと稚魚に声をかけながら放流しました。

 

 

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 稚魚を放流した後、参加された方々にやきそば、豚汁、お菓子などがふるまわれました。温かい豚汁は大好評で、完食だったそうです。

安全のため河川清掃は中止とし、例年より1時間程度早い閉会となりました。足元が悪い中ではありましたが、スタッフの皆さんの対応により無事にイベントは終了しました。

4年後、またこの勤行川に鮭が帰ってくる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

筑西市では、「鮭が帰ってくるまち」として鮭の遡上を市内外にPRしております。

稚魚放流会は、ふるさとの自然にふれながら、生物の神秘を感じ、自然環境を考えるきっかけになる大変貴重な機会です。

今後もホームページ等で情報発信を行いますので、ぜひチェックしてくださいね。

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