みんなの声
地域おこし協力隊:鳴嶋廣美さん
移住形態 Iターン(埼玉県→筑西市)
令和6年4月1日に筑西市地域おこし協力隊に着任
地域おこし協力隊を志したきっかけ、筑西市を選んだ理由は?
味噌づくりを行うようになり、野菜や大豆についてもっと知りたいと思い、農業体験をした経験があります。そのとき、農業生産の大変さや重要性などを感じました。私は管理栄養士として栄養や健康についてお伝えしてきた中で、この知識や経験を活かして農業生産地の活性化に貢献したいという思いがあり、それが地域おこし協力隊を志したきっかけですね。
母の実家が茨城県ということあり、田んぼが広がり遠くに山々が見える風景に懐かしさがありました。筑西市の食材が豊富でおいしいことと、都市部へのアクセスも便利なので、活動の多様性が広がる点が決め手になりました。
これからどんな活動を行いたいですか?
私の役割は地域の特産品などの魅力を引き出したり、新たに発掘し、PRすることです。おいしいものを紹介するだけでなく、生産者の皆さんがどのような思いで作られているか、それまでの伝統なども一緒に伝えていきたいと思っています。また、市外や県外から多くの方に筑西市に来ていただき、楽しい体験の機会を増やして愛着をもってもらう活動も行っていきたいです。特に日本の伝統的な食生活を守るためにも、味噌づくりや漬物づくりなども皆さんと一緒に行っていけたらと思っています!
筑西市のイメージや、好きなところ、気になるところは?
筑西市は、ゆったりとした時間と空間が広がり、心地よさを感じます。何でもあるわけではないかもしれませんが、今の私には日常生活に必要なものは揃います。引っ越して数日で、長年住んでいるかのように感じたのには自分でも驚いています。
筑西市の好きなところの上位三つをあげると、一つ目は、人です。とにかく話しやすくて、親切で温かい人が多いことです。二つ目は、日常の中に自然があり、田んぼや木の緑がとても好きです。三つ目は、美味しい食べ物が身近にあること。特に、新鮮な野菜がいつでも手に入ることは、野菜好きの私にとっては大変ありがたいことです。これからもたくさんの好きをもっと増やしていきたいです。
筑西市には立派なお宅が多く、瓦屋根の門や敷地内の納屋や蔵などがある風景は、ついつい見入ってしまいます。長い間、これらを管理し維持していくことは大変なことだと思いますが、出来るだけ多く残していただけたらありがたいです。建物を眺めながらのお散歩はとても楽しく、できれば中まで入れていただきたいくらいです(笑)もし、いいよというお宅がありましたら、ぜひ宜しくお願いします!
これから地域おこし協力隊を志す人へのメッセージ・アドバイス
私は、応募前に担当の皆様とコミュニケーションの時間を作っていただきました。どのような活動を期待するかなどを伺い、わたしからも今までの経験ややりたいことなどもお話しさせていただきました。それによって、自分がどんな活動でどんな貢献ができるのかが、とても鮮明にイメージ出来ましたので、応募させて頂きました。地域おこし協力隊は自ら積極的に活動するので、自分の軸をしっかり作っておく準備も重要だと思います。