市民のみなさまには、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、さまざまなご協力をいただいていること、心から感謝申し上げます。また、感染収束に向け、日々、最前線で尽力されている医療従事者の皆様に心より敬意を表します。 新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中、政府は昨日５月４日、「緊急事態宣言」の、５月３１日までへの延長を発表しました。

本市では２月２８日に、私が本部長として、筑西市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、市民の皆様の生命と健康を最優先に対応してまいりました。幼稚園、小中学校、市内公共施設等については、子どもたちと市民の皆様の安全を第一に考え、５月３１日まで休園、休校、休館、利用休止等の決定をいたしました。今後の状況によっては期間の変更もあり得ますので、皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

また、市が主催・共催するイベント等につきまして、３つの密が生まれる場ととらえざるを得ないものについては、やむなく中止の決定をしています。 今後のイベント等につきましても、関係団体などと調整しながら、皆様の安全を最優先に考え、対応を決定します。

さて、筑西市の感染予防対策として、市民のみなさまへ不足している除菌液を無料配布しましたが、状況を踏まえ今後も継続いたします。 次に、連休明けには、繰り返しお使いいただける布製マスクを市民のみなさまにお届けいたします。 さらには、事業の休業や営業時間を短縮している市内の事業者を支援するため、茨城県からの協力金に上乗せし、筑西市からも独自の協力金を支給いたします。その他、特別定額給付金１０万円の支給につきましては、１日でも早く皆様の元にお届けできますよう、作業を進めているところです。

いずれにいたしましても、見えない敵との戦いには、誰もが不安な気持ちになりますが、一人ひとりが希望を持ち、お互いを思いやり、明るい未来を思うことが大切です。みなさんのご協力が感染拡大を抑え込むことにつながります。 どうか、これからも、不要不急の外出をお控えいただき、人が集まることを減らす、人と人との接触を避ける、間近での会話を避ける、３つの密を 避けていただきますようお願いいたします。 市民の皆様の生命と健康を最優先に、全力を尽くして対応してまいりますので、なお一層のご協力をお願いいたします。 市民のみなさん、一致団結して、この難局を乗り越えましょう。

令和２年５月５日　　　　　　

筑西市長　須　藤　　　茂