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木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)

指定区分
市指定文化財(彫刻)
指定年月日
平成17年3月15日
所在地
関本下地内
管理者
小詰自治会
時代・時期
鎌倉時代
大きさ
像高74.3cm
員数
1躯

頭頂に莎髻(しゃけい)を結び、髪筋(かみすじ)を巻髪(けんぱつ)につくり、辮髪(べんぱつ)を左肩に垂らす。両眼を見開き、牙を口端で上下に出し、胸飾、臂釧(ひせん)、腕釧(わんせん)をつけ、左手に羂索(けんさく)、右手に宝剣を握る。腰を右にひねり、左足をやや踏み出して、火焔光背を負い、岩座上に立つ不動明王像です。
ヒノキ材の寄木造、玉眼嵌入の像で、目鼻立ちも明快に大きく、全体の奥行きと体部表現の引き締まりと安定感、衣文の彫りの深さなどの特色から、鎌倉時代初めの慶派の作風に中国宋代彫刻の影響を受けた、鎌倉時代後半頃の彫技を示すものと考えられます。

木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)

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