教育・文化・スポーツ

文徴明八勝図模写(ぶんちょうめいはっしょうずもしゃ)

指定区分
市指定文化財(絵画)
指定年月日
昭和51年6月28日
管理者
個人
時代・時期
江戸時代
員数
1

文徴明八勝図模写は紙本著色軸物で、与謝蕪村の模写によるものです。蕪村30歳前後の作。最初の部分に、慶応2年金剛毅が「八勝詩画小品」と題して蕪村の作であることを述べた墨書があり、次に8編の詩とそれに対応する山水画が色紙に描かれています。後書として黙痴瀬生山謙と河東碧梧桐の墨書があります。
蕪村は下館に滞在中、中国の明(1368~1644)時代の画人である文徴明の筆になる「八勝詩画」の芸術的衝動にうたれ、詩一篇ごとに山水画を一画ずつ対応させて臨写しました。蕪村は画人としても江戸中期の池大雅と並んで南画開拓の功労者として有名で、この面巻は絵巻物風に装丁されています。

文徴明八勝図模写(ぶんちょうめいはっしょうずもしゃ)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生涯学習課です。

〒308-8616 筑西市丙360番地 本庁舎3階 

電話番号:0296-22-0182

メールでのお問い合わせはこちら