上宿遺跡は筑西市(下館地区)に所在し、市域の東部を南流する小貝川の支流である大谷川右岸の標高30~33mの低地及び低地段丘上に立地しています。
企画展示では、「来方」の墨書土器を中心に展示し、昔の人々が培っていた歴史や文化に触れていただきつつ、墨書土器が出土した遺跡である「上宿遺跡」では、どのような生活が営まれてきたのかに着目して、展示を行います。
会期
- 令和7年12月22日(月)から令和8年5月8日(金)まで
会期時間
- 午前8時30分~午後5時15分まで(市役所開庁時間と同様)
※土日祝は閉庁となります。
会場
- 筑西市役所1階 エスカレーター下展示スペース(市民課前ガラスケース)
墨書土器とは?
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墨書土器とは、墨で文字が記される土器のことで、おもに奈良・平安時代から出土するものです。組織や官職、地名や人名などの所有者に関する情報や、目的・用途、祭祀・儀礼に関する情報が記されていると考えられています。中には人の顔などの落書きがあるものや、廃棄後に文字を書く練習をしたと思われるものも確認されています。
