1月18日(土)から【筑西市誕生20周年記念 「書の美」展 受け継がれるバトン ―浅香鉄心から星弘道・吉澤鐵之へ―】が始まります
展覧会情報
令和7年3月に、筑西市が誕生してから20周年の節目の年を迎えます。
この記念の年にあわせて、筑西市出身の書家・浅香鉄心(1926-1997)を中心に、その流れをくむ星弘道(1944-)・吉澤鐵之(1954-)の漢字を得意とする3氏による、書の展覧会を開催します。
浅香鉄心は、戦後から平成にかけて、茨城県の書壇を牽引し、1988年に日本藝術院賞を受賞した、わが国を代表する書家です。戦後の混乱する世相の中で、日本人として拠って立つものとして「書」の道を目指した鉄心は、筑西の地で芸術活動をすることにこだわり、多くの後進を育てました。
本展では、浅香鉄心からバトンを引き継ぎ、書道界の中心として活躍する星弘道・吉澤鐵之両氏の力作と、浅香鉄心の初期から晩年の作品を合わせた約60点を展覧いたします。
日本が誇る書の勇壮なエネルギーをお楽しみください。
書家プロフィール
浅香鉄心 1926年、茨城県真壁郡下館町(現 筑西市)に生まれる。本名は、昌平。村田龍岱のちに平尾孤往に師事。 1961年、第4回新日展特選。 1963年に吉澤鐵石、大久保龍石と日本書作院を設立し、初代理事長に就任。 1984年、第16回日展文部大臣賞受賞。 1989年、第45回日本藝術院賞受賞。 1996年、日展常務理事就任。 1997年11月永眠、従五位勲四等旭日小綬章。 |
「鐵崑崙」1975年 しもだて美術館蔵 |
星 弘道 1944年、栃木県宇都宮市に生まれる。浅香鉄心に師事。 1998年、日本書作院理事長に就任。 2010年、第42回日展文部科学大臣賞受賞。 2012年、第68回日本藝術院賞受賞、日展理事就任。 2022年、日本藝術院会員に就任。 |
「臨池妙墨」2013年 個人蔵 |
吉澤鐵之 1954年、茨城県久慈郡里美村(現常陸太田市)に、吉澤鐵石の三男として生まれる。本名は南樹。星弘道に師事。漢詩を石川忠久(漢学者)に学ぶ。 2005年、第37回日展特選受賞。 2008年、第40回日展特選受賞。 2013年、日展審査員を務める。 日本書作院副理事長。長男石琥、次男劉石も書家として活動する。 |
「墨守」2023年 個人蔵 |
会期
令和7年1月18日(土)~ 3月9日(日)
休館日:月曜日(ただし2月24日(月・振休)は開館し、翌日休館)
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
入館料
一般600円/団体(10名様以上)550円/高校生以下無料
※ 現金のみでの販売になります。クレジットカードやICカード等は、ご利用いただけません。
※ 本展会期中発行の板谷波山記念館入館券の半券をご提示いただくと、490円でご覧いただけます(半券1枚につき1名様1回限り)。
※ 障がい者手帳等をご提示の方と付き添いの方1名様は無料です。
※ 毎月第3日曜日「家庭の日」(1/19・2/16)は、高校生以下のお子様連れのご家族は無料です。
【同時開催】 新春所蔵品展「あかいろの世界」は、「書の美」展の入館券でご覧いただけます。
関連イベント
●出品作家によるギャラリートーク
本展覧会の出品作家である星弘道氏・吉澤鐵之氏によるギャラリートークを実施します。
日 時:1月18日(土)午後1時から 【星弘道氏によるギャラリートーク】
3月8日(土)午後2時から 【吉澤鐵之氏によるギャラリートーク】
会 場:企画展示室内
※ 申し込み不要
※ 参加には入館券が必要です。
●市内高校の書道部生徒の作品展示
茨城県立下館第一高等学校、茨城県立下館第二高等学校、茨城県立明野高等学校の書道部生徒による県西地区高校書道展等の出品作品を展示します。
期 間:2月中旬~3月9日(日)
展示場所:しもだて美術館ロビー
※ 高校生の作品は、開館時間中、無料でご覧いただけます。
主 催:筑西市/筑西市教育委員会
後 援:茨城県/茨城新聞社/日本書道ユネスコ登録推進協議会
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはしもだて美術館です。
〒308-0031 筑西市丙372番地
電話番号:0296-23-1601 ファックス番号:0296-23-1604
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