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安心・安全

新型コロナウイルス感染症と自然災害の「複合災害」による避難について

 災害時は、災害から命を守るために避難が必要になりますが、避難所内が3密(密閉・密集・密接)状態となり、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高まるおそれがあります。

 そのため、現在、複合災害について、筑西市で準備・検討していることをお示しするとともに、市民の皆様や筑西市内に滞在している皆様に平時及び災害時に考えていただきたいこと、ご協力いただきたいことを下記のとおり、お知らせします。

 

ステップ1  日頃から避難の必要性を確認しましょう

【洪水、土砂災害の場合】

 日頃から筑西市の洪水ハザードマップや土砂災害ハザードマップを見て、災害の危険性を必ず確認してください。洪水ハザードマップで自宅などの浸水想定が3m以下の場合などは、2階へ避難する(自宅などに留まる)ことで命を守ることができます。2階がない場合は、自宅などから出て避難することが必要です。

洪水ハザードマップ北部版PDF

洪水ハザードマップ南部版PDF 

土砂災害ハザードマップ

【地震の場合】

 まずは、地震発生時にいる場所で、自分や家族の身を守りましょう。地震で自宅などが損壊、又は損壊の恐れが高くなり、生活することが困難な場合は、避難所へ移動が必要です。

・ 地震ハザードマップ ※地域の危険度マップ(情報面)

 

◆ハザードマップとともに「避難行動判定フロー」と「避難情報のポイント」も確認してください。

 避難行動判定フロー 『避難行動判定フロー』の画像

 避難情報のポイント『避難情報のポイント』の画像

 どのような災害でも自宅などから出て避難が必要な場合には「いつ、どこへ、誰と、どうやって避難するか」家族で一緒に話し合って、決めておいてください。また、日頃から防災や災害情報を収集し、備えておくようにしましょう。

 

いつ逃げるか?

どこへ逃げるか?

誰と逃げるか?

どうやって逃げるか?

(車、徒歩など)

 

洪 水

 

 

 

 

 

土 砂

災 害

 

 

 

 

 

地 震

 

 

 

 

 

 

 

ステップ2  分散避難という考え方について

 「避難」とは「難」を「避」けることであり、自宅などで安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はありません。

 昨年10月の台風(令和元年 東日本台風)の時には、自宅の2階、親せきや友人・知人の家など、避難所以外へ避難し、難を逃れた方の事例が全国においても多く報告されています。

 このように避難所以外へ避難すること、つまり「分散避難」が新型コロナウイルス感染症の感染リスクを下げるために有効であると考えられています。「分散避難」ができる方は、日頃から、避難の方法を決めておいてください。(いつ、どこへ、誰と、どうやって避難するか、考えておくことが重要です。)

 安全な地域にいる親せきや友人・知人などと災害時に、お互いに避難を受け入れることを話し合っておくことも大切です。

 なお、筑西市では「警戒レベル3 避難準備・高齢者等避難開始」をできる限り早めに発令して、必要な皆様への避難を促します。

 

ステップ3  避難前のお願い(1)【持参する物品】

 筑西市においてもマスク、石けん、消毒液、ゴム手袋など感染対策を考慮した備蓄を進めていますが、備蓄品には数に限りがあることや長期間の避難所開設により備蓄品の不足も想定されます。

 市民の皆様には、自宅から飲料水、食料品、貴重品、寝具(毛布等)、救急用品、懐中電灯、着替え、歯ブラシ、スリッパ、携帯ラジオ、充電器などを持参していただくことに加え、感染症対策用品として、マスク、アルコール消毒液、体温計、タオル(マスクの代用、除菌の拭き上げ用)、ティッシュなどを持参することもご協力をよろしくお願いいたします。

 

ステップ4  避難前のお願い(2)【健康チェック】

 どこへ避難する場合でも、検温や風邪症状の確認など、ご自身で健康状態のチェックを行ってください。体調が悪い場合は、避難した先で必ず健康状態を申告してください。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、以下の症状がある方は、避難する前に筑西保健所電話相談窓口(帰国者・接触者相談センター 電話番号:0296-24-3911 受付時間:平日9時~17時)に連絡し、指示を受けてください。

 ・風邪症状や発熱が4日以上(高齢者や基礎疾患のある方は2日程度)続いている方

 ・息苦しさ、強いだるさ、高熱がある方

  

ステップ5  避難所での新型コロナウイルス感染症対策について

 筑西市では、避難所内での新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、

(1)状況により、3密状態を防止するために多くの避難所を開設します。

(2)避難所のレイアウトを工夫し、人と人との距離を最低2メートル離した(ソーシャルディスタンス)避難スペースを確保します。

(3)できる限り、段ボール間仕切りや簡易テントなどを設置し、衛生環境を整えて世帯ごとの居住スペースを確保します。(咳や発熱などの風邪などの症状がある方は、避難所内で他の方と分離・区分して避難できるよう検討を進めています。)

 なお、避難所内が3密状態にならないように、止むを得ず他の避難所をご案内する場合がありますので、その際はご協力をよろしくお願いいたします。

 市民の皆様には避難中の健康チェック、手洗い、うがい、消毒、せきエチケット、会話する際の距離を保つなど、ご自身による感染防止対策への取組にもご協力をよろしくお願いいたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは消防防災課です。

〒308-8616 筑西市丙360番地 本庁舎4階 

電話番号:0296-24-2132

メールでのお問い合わせはこちら

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