篠木崇史さん
移住形態:Iターン(埼玉県→筑西市)
平成30年4月1日に筑西市地域おこし協力隊に着任
筑西市地域おこし協力隊を志したきっかけはなんでしょう?
筑西市にある板谷波山記念館に、大学生のときからゼミの活動の一環として展示設営などの補助に関わっていて、筑西市は何度か訪れていた場所でした。筑西市が地域おこし協力隊を募集していることを知り、協力隊の活動として「板谷波山」の魅力を発信したいとの思いから応募し、着任しました。
筑西市のいいところはなんですか?
街中を歩いているときに、立派な門構えのある建物が見えたり、大きな蔵が残されている場所があったり、建物に凝ったレリーフが施されているなど、歴史ある風情が残されていることが魅力的に感じています。
また、下館駅の周辺に和菓子屋をはじめとしたお菓子を扱うお店が多くあり、それぞれが個性豊かな商品で、お土産に買って帰ったりしています。まだ知らないお店があるので開拓していきたいです。
筑西市の不便なところ、苦労したところはなんですか?
今までは、公共交通機関や自転車や徒歩でいろいろな場所に行くことが多かったのですが、「駅から距離のある場所に行きたい」とか「大きな荷物がある」といった場合に、車を使わなければならないということでしょうか。
でも、自転車を使うと意外にめぐれる場所が多いのではないか、と感じていて、自転車で筑西市内を回ったりします。30分~40分ぐらいかかりましたが、田園風景の道を走ると気持ちがいいです。
あなたの「ちくせいかつ」を教えてください!
僕は、「板谷波山を通じた地域おこし」をテーマに掲げ、筑西市の文化や文化財を中心とした地域おこし活動を行なっています。
主な活動の内容は、下館駅から歩いて10分のところにある板谷波山記念館において、ふらりと立ち寄った方から団体のお客様、さらには小学生の校外学習の一環としてギャラリートークを行っています。板谷波山先生の魅力を少しでも伝えていければと思い日々活動中です。
今後は、板谷波山作品のほかに、筑西市の文化や文化財などの魅力も発信していきたいと考えています。
【板谷波山生家前にて小学生に説明】
移住を考えている方へメッセージ
筑西市ってどんなまちなんだろう?と思われている方も多いと思います。場所にもよりますが、スーパーやお店数は少なくはなく、歩いても行くことができる距離にあったりして、生活していく上で困ることはなく、住みやすいと思います。電車についても下館駅は3路線あり、「すこし距離のある場所に行きたい」とか「都心へ出て買い物に行きたい」というときも、乗り換えも少なく2時間程度で行くこともできます。
私のおすすめは街に残る昔ながらの風情と、近くに流れる川と河川敷、筑波山の見える風景です。まずは、駅でおりてみて、すこし歩いたり、市内バスをつかってめぐってみたりして、全身でこのまちの事を感じてみると、筑西市の土地や文化からノスタルジックな気分を味わうことができます。
【昔ながらの街並み】
【河川敷と筑波山】
板谷波山記念館について
板谷波山 (いたや・はざん)
文化勲章受章 茨城県名誉県民 筑西市名誉市民
近代日本の陶芸界が生んだ不世出の陶芸家・板谷波山(1872-1963)。
板谷波山記念館
開館時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
休館日
毎週月曜日・年末年始(12月28日~1月4日)
※休日の場合はその翌日
所在地 および お問い合わせ
住所:〒308-0021 茨城県筑西市田町甲866-1
TEL:0296-25-3830
URL:https://www.city.chikusei.lg.jp/data/hazan/news/news.html
鳩杖最中
板谷波山の鳩杖をかたどった「鳩杖最中」。
波山の作品の持つ「繊細にして優雅、静ひつにして高貴、一切の妥協を許さない厳格さ」を念頭におき、地元の菓子組合が共同で手掛けたもので、地元の銘菓となっています。
生地とパッケージは共通ですが、店によって餡が異なるので、それぞれの味を食べ比べてみるまちめぐりがおすすめです。
筑西市地域おこし協力隊の活動について
筑西市地域おこし協力隊の活動はフェイスブック等で日々発信中です。
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- 2018年7月25日
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