自殺対策
9月は「自殺予防週間」、3月は「自殺対策強化月間」です
9月10日から16日は、自殺予防週間です
毎年、9月10日から16日までを「自殺予防週間」として、国、県、市町村が連携した啓発事業等を通じて、自殺や精神疾患についての正しい知識を知っていただき、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいた時の対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的としています。
✿令和5年度 筑西市の取り組み✿
・市役所本庁舎1階憩いの広場や2階の健康ひろば内にゲートキーパーちっくんパネルを設置し、グッズを配布
・筑西市立中央図書館および明野図書館で「自殺予防週間 特設コーナー」を開設し、こころの健康に大切な「癒し」をテーマに関連図書を紹介
★令和6年度は、自殺予防週間の期間中、筑西市役所本庁舎で「自殺予防週間 特設コーナー」を開設する予定です。ぜひお立ち寄りください。
○本庁舎1階の様子
○中央図書館の様子 ○明野図書館の様子
3月は、自殺対策強化月間です
国は自殺をめぐる厳しい情勢を踏まえ、様々な悩みや問題を抱えた人々が必要な支援を受けることができるよう、国、地方公共団体、関係団体及び民間団体等が一丸となって自殺対策の強化を図るため、自殺総合対策会議において、「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を決定し、例年、月別自殺者数の最も多い3月を、「自殺対策強化月間」と定めました。
「自殺対策強化月間」は、国、地方公共団体、関係団体等が連携して、重点的に広報啓発活動をするとともに、直接自殺対策に関係する活動を行っている団体以外についても、できる限り幅広い団体からの協賛を得ることで、当事者が支援を求めやすい環境を作ることを目的としています。
✿令和5年度 筑西市の取り組み✿
・市役所本庁舎1階憩いの広場や2階の健康ひろば内にゲートキーパーちっくんパネルを設置し、グッズを配布
・街頭キャンペーン(道の駅グランテラス筑西)でグッズを配布
○本庁舎1階の様子
○街頭キャンペーンの様子
ゲートキーパー(命の門番)
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。悩みを抱える人の周囲の人は、誰でもゲートキーパーになることができます。
令和5年度より、まちづくり出前講座に「ゲートキーパー養成講座」、令和6年度より「ストレスの上手なかわし方」が新設されました。
こころの健康に関する理解を深め、大切ないのちを守るために、行事等でお集まりの際はぜひご利用ください。
悩みを相談してみませんか
何かに悩んでいるときは、一人で抱え込んでしまうと、さらに追い込まれてしまうことにつながるので、身近な信頼できる人に話をしてみませんか。話を聞いてもらうことで気が楽になるかもしれません。しかし、身近な人に相談しにくい場合は、市や県などの相談窓口をご利用ください。
筑西市健康増進課 ☎ 0296-22-0506
筑西保健所 保健指導課 ☎ 0296-24-3965
ご存知ですか?うつ病
うつ病は、日本では約15人に1人が、一生のうちに一度はかかる病気といわれています。
「誰がいつなってもおかしくない」と言われるほど、身近な病気です。
一方で、うつ病のサイン、こころの不調のサインは、自分ではなかなか気づきにくいものです。
中には、気づいても、「職場や家族に心配をかけたくない」という思いから、
自分自身で抱え込み、誰にも相談できずにいるケースもあります。
そこで、身近にいるご家族の方の「気づき」が大変重要な対応の鍵となってきます。
まず、ご家族の方の「いつも」の様子を思い起こしてみてください。
『いつもの様子と違う』と思ったその時が、対応の時です。話しかけてみてください。
≪うつ病のサイン≫
【体の面】
・睡眠の変化:朝早く目が覚めてしまう、夜中に何度も目が覚めて眠れない、寝つきが悪いなど。
・食欲・体重の変化:食欲がない、食べてもおいしくない。食欲が急に増えた。体重が減った、
または増えた。
・疲労がとれない:朝からぐったりと疲れ切っている。疲労感がぬけない。
・その他の変化:頭が重い、肩・首が重い。下痢や便秘が続く。
【こころの面】
・憂うつ感:気分が落ち込んでいる、何事にも興味がもてない、何をするにもおっくうだ。
・焦り、不安感:イライラして落ち着きがない。不安だ。
【行動の面】
・遅刻・欠勤:会社に遅刻することが増えた、欠勤することが増えた。
・出社拒否:会社に行きたがらない。
・会話:口数が減る「自分はダメな人間だ」など否定的な発言が増える。
・日常生活:新聞やテレビを見なくなった。人との接触を避けるようになった。
上に示したような「うつ病のサイン」は、一つ一つは誰もが経験したことがあるかもしれません。
しかし、これらの「サイン」が10日から2週間以上続く場合は、要注意です。
いちばん身近なご家族の方が、まず、声をかけてみてください。
「大丈夫」、「みんな同じだよ」、「そのうち良くなるよ」などという答えが返ってきても
症状やサインが続いている場合は、要注意です。
ご本人が一人で抱え込んでしまうことのないよう、「心配だから一緒に考えよう」という姿勢で
話しかけてみてください。
気になる場合には、メンタルクリニックなどの専門機関に一緒に受診するなど、専門家に相談を
してみるとよいでしょう。
こころの体温計
パソコン、スマートフォンでこころの健康状態を簡単にチェックできます。
相談窓口も紹介しています。
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- 2024年4月2日
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