牛ふん堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について
輸入粗飼料を給与した家畜の排せつ物由来の堆肥を使用した場合、海外で使用された農薬成分(クロピラリド)により、トマト、スイートピー等の園芸作物や、マメ科牧草等の生育に障害を起こす可能性があります。
被害を未然に防止するために
堆肥を買うときは、クロピラリドが堆肥中に残留している可能性(クロピラリド残留の可能性のある輸入粗飼料で飼養した家畜の排せつ物由来の堆肥かどうか)を堆肥製造業者等に確認し、履歴のはっきりした堆肥を選びましょう。
特に、クロピラリドが作物生産に及ぼす影響が高まるおそれがある時には、十分注意しましょう。
また、堆肥製造業者から、堆肥中にクロピラリドが残留している可能性の連絡があった場合は、生物検定によって、生育障害のおそれがないことを確認して堆肥を施用しましょう。
被害を受けやすい作物(耐性の弱い作物)
クロピラリドへの耐性は作物により違い、耐性の弱い作物は以下のとおりです。 ・特に弱いもの(例)
トマト、ミニトマト、大豆、えだまめ、さやえんどう、そらまめ、ヒマワリ、コスモス、アスター、スイートピー
・弱いもの(例)
ピーマン、さやいんげん、にんじん、春菊、ふき、菊、ひゃくにちそう
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- 2017年3月3日
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