ジェネリック医薬品(後発医薬品)について
● ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に、厚生労働大臣の承認のもとに新たに他社から製造販売される、同じ有効成分で効能・効果の等しい医療用医薬品です。
● ジェネリック医薬品のいいところ
開発費を抑えられることで安価に作ることができるため、お薬代が安くなる場合があります。高血圧や糖尿病など継続的に服薬している方は、お薬代を大きく削減させることもあります。
また、ジェネリック医薬品をご利用いただくことで、窓口での自己負担額の軽減だけでなく、全体の医療費の抑制にもつながります。
● ジェネリック医薬品を利用するには
ジェネリック医薬品を希望される場合は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
「ジェネリック医薬品希望カード」、及び「ジェネリック医薬品希望シール」を医療保険課、又は各支所総合窓口課の窓口にて配布していますので、ご活用ください。
● ジェネリック医薬品の注意点
(1)医師がジェネリック医薬品への変更が好ましくないと判断した場合や、現在ご使用の薬のジェネリック医薬品がまだ開発されていない場合は、ジェネリック医薬品に変更できません。
(2)ジェネリック医薬品に変更することで、自己負担額が増えてしまう場合もあります。
(3)ひとつの新薬(先発医薬品)に対して、ジェネリック医薬品は複数あるため、削減できる自己負担額には幅があります。
(4)ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)と有効成分は同一であっても、剤型・添加物等は様々なため、効果・副作用に差異が生じることがあります。
(5)薬局に在庫がない場合は取り寄せになることもあります。
● 筑西市国保の方へ ~ ジェネリック医薬品差額通知を実施します ~
年に2回、下記の対象者にジェネリック医薬品差額通知を送付します。
医療機関等で処方された医薬品の自己負担額が、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらい安くなるのかをお知らせするものです。
切り替えの参考にしてください。
【対象者】
筑西市国保に加入中で、生活習慣病に関するお薬を処方されている方のうち、ジェネリック医薬品に切り替えた場合のお薬代(自己負担額)が700円以上削減されると見込まれる方。
問い合わせ先
- 2014年10月16日
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