薬師堂本堂(やくしどうほんどう)
薬師堂本堂は、文明10年(1478)卯月8日、水谷家初代勝氏が建立したといわれており、現在の堂宇は元禄4年(1691)の再建と伝えられ、木造欅材入母屋造(いりもやづくり)平屋銅板葺の三間四面で、四囲を朱色で塗り、蟇股(かえるまた)に十二支の彫刻と正面に龍の丸彫を配します。平面形式は結界を設け、密教本堂の流れをひいています。建築様式からもその当時のものと推定されます。昭和59年に従来の瓦葺を銅板葺に改修しています。 |
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- 2010年1月21日
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