1. ホーム
  2. ちくせいニュース
  3. 茨城県筑西市長メッセージ【令和6年度予算】

ちくせいニュース

2024年4月10日

茨城県筑西市長メッセージ【令和6年度予算】

筑西市長の須藤茂です。
今回は、筑西市の令和6年度 予算について説明申し上げます。

令和6年度予算は、本市の将来像である『あらゆる世代が安心して暮らせる元気都市 筑西〜若者よ筑西に〜』の実現に向け、子育て・若者世代から、高齢者まで、切れ目のない支援を令和5年度に引き続き積極的に推進するためのものでございます。

はじめに、子育て・若者支援及び地方創生関連について申し上げます。
まず、令和6年1月から引き続き、小中学校に通学する児童生徒の学校給食費を無償化する「学校給食センター給食提供事業」。
新婚世帯を経済的に支援することで、移住・定住を促す「定住促進結婚祝い金事業」。
奨学金を返還しながら働く若者に対し、奨学金返還金の一部を助成する「奨学金返還支援事業」。
本市に移住し、東京圏に鉄道を利用して通勤する若者に対し、定期代金の一部を助成する「移住促進遠距離通勤支援事業」などを実施してまいります。

次に、高齢者への支援としましては、第一号被保険者の介護保険料を改定し、令和6年度から令和9年度にかけて、基準額を月額5,400円から月額4,800円に軽減します。
また、65歳以上の高齢者などに対し、新型コロナウイルスワクチン接種費用の一部を助成する「定期予防接種事業」などを実施してまいります。

続きまして「重点プロジェクト事業」について申し上げます。
道の駅グランテラス筑西の駐車場不足の解消と遊具施設の充実のため、敷地を拡張し、利便性の向上とさらなる賑わいの創出を図る「道の駅拡張整備事業」。
地域医療の拠点作りを目指すため、西部メディカルセンター敷地内に健診センターを整備し、人間ドック及び健康診断の機能を拡充する「予防医療推進整備支援事業」。
2050年までに、二酸化炭素排出実質ゼロを実現するため、太陽光発電整備と連動する家庭用蓄電池を導入した人や省エネ家電製品の買い換えをした人を支援する「省エネ脱炭素推進強化事業」。
茨城を代表する3社による競演が話題となった「ちくせい花火大会」の更なる向上を目指すとともに、交流人口拡大や、地域の活性化を図る「花火大会開催事業」などを実施してまいります。

次に、令和6年度の新規事業について申し上げます。
まず、物価高騰の影響を受けている市民などを支援する事業としましては、「プレミアム付商品券発行事業」及び集会施設の電気料金などを支援し、自治会の負担を軽減する「集会施設電気料等高騰対策事業」。

最後に、令和7年3月28日に筑西市誕生20周年を迎えるにあたり、「未来へ躍動するちくせい」へとつなげるため、「筑西市誕生20周年記念事業」を令和6年度から令和7年度にかけて実施してまいります。

今年度の予算は、物価高騰の影響を受けている市民、事業者負担の
軽減を図るとともに「人口減少対策及び地方創生に係る取組み」の推進、「筑西市誕生20周年記念関連事業」の実施、そして「公共施設の老朽化」などに対応するための予算調整を行いました。
予算規模としましては、一般会計の総額は、令和5年度比7.6%増の482億円。一般会計・特別会計、及び、企業会計を含めた総額は、令和5年度比4.9%増の809億円 となっております。

冒頭で申し上げましたように、この予算は、市民のみなさんが、将来にわたり、安心に、元気に暮らしていただくためのものでございます。

市民のみなさんには、予算編成と、その適正な執行に関しまして、ご理解・ご協力をお願い申し上げ、令和6年度 筑西市 予算の、説明とさせていただきます。