本体・台座ともに一鋳され、やや大きな頭部で、上半身をそらせ、下半身を突き出す容姿をしています。 本像は、小栗判官公の御守本尊と伝えられています。記録によれば、判官の末孫、小栗外記という人が先祖より判官の秘仏として代々相伝えてきたもので、元文元年(1736)11月、大関東具を仲に立て、小栗氏の菩提寺と伝えられる太陽寺(現;廃寺)に奉納したもので、以後33年毎に御開帳をしてきたといわれています。
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