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女方遺跡(おざかたいせき)

女方遺跡(おざかたいせき)
指定区分
市指定文化財(史跡)
指定年月日
昭和51年6月28日
所在地
女方地内
管理者
個人
時代・時期
弥生時代

女方遺跡は、鬼怒川左岸の台地(河岸段丘)上の女方地内にあり、医学博士田中國男(当時、宇都宮病院勤務)が昭和14年から3年間をかけて発掘調査を行いました。この遺跡は、東日本で初めて弥生時代中期の再葬墓の存在が明らかにされるとともに、縄文時代と弥生時代の接触を知ることができた考古学界注目の遺跡です。
調査では、20m四方の範囲から密集した41基の土壙(再葬墓)及び数基の埋甕などが確認されました。なかでも、人面付壺形土器(独立行政法人東京国立博物館所蔵)の発見と弥生時代中期の墓制の解明は特筆されます。
再葬墓とは、弥生時代の墓制で,遺体をいったん白骨化させた後、その骨を壺などに入れなおして再び埋葬した墓のことです。

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